219 住まいは生もの

こんにちは、kobaです。
お元気でしたか?

突然ですが、1年ほど休暇をとって、
世界のあちこちの建築をみて廻ろうと思います。

・・・なんて、大ウソをつく予定でした。エイプリルフール。

皆さんは楽しいウソつけましたか?

年度始めというか、月初めのせいか
なんだかソワソワして
ウソをつきそびれてしまいました。(笑)

来年こそつくぞ大ウソ!

それでは今週も、はじまりまーす。(^o^)丿
■■ 家づくりのホンネとコツ
■■ 『住まいは生もの』
住まいは、なまもの?(笑)。いきものです。

住まいって生きてるなぁって思うんです。
暮らし方にあわせてカスタマイズされている住まいは、
いきいきして喜んでるように見えます。

住人の方の笑顔が伝わってくるようです。
サッカーを楽しむ人は、サッカーを楽しむために
足腰鍛えて体をつくります。

住まいにも、道具をしまいやすいように棚板をつけたり
汚れものを洗いやすいように外に洗い場をつくったり
つけおき洗い出来るようにスロップシンクを設けたり
必要な部分を補強するとさらに楽しめるようになります。

料理好きの人なら、道具を収納しやすいようにフックをつけたり
できた料理が引き立つように照明器具とかインテリアに工夫する。
材料をストックしやすいように棚板を追加する。

日々の変化に合わせた調整をすることで
さらに楽しい暮らし方ができるようになると思うんです。
住まいを設計する立場で申し上げると、
完成して何年かたったときに、生まれた時のままの住まいより、
暮らし方に付き合って、ひと手間加わった住まいのほうが、
かわいがっていただいてるな。と思ってうれしくなります。

新築のときより、キャラクターができてかわいくなってます。
家にも、人格や体格みたいなものがあって、
そんな個性がしっかりしてくるんですね。

釘一本打つのもおっかない人や自信がない人は、
プロの手を借りてもいいでしょう。

そのときに大事なのは、「棚をつけてください。」と依頼するのではなく
「この道具をおきたいのですけど。」と目的を伝えることです。
一緒に考えてもらった方がよい知恵が出ることもありますよ。
人間、頼られると弱いもの、よい方法を一生懸命考えてくれるでしょう。(笑)

住まいは、カスタマイズするのがあたり前
お手入れするのがあたり前という気持ちで接すると、
もっともっと可愛くなってきます。
それでは皆さん! 知恵と工夫で楽しいご計画を!!!\(^o^)/

■■ 編集後記

最後までお付き合いくださいまして
ありがとうございました。

先週のメルマガでお知らせした
新しいここち工房、デザインは落ち着きました。

ただ、現場の様子をお届けする記事の分類や
写真の整理の仕方など、もうちょっと考えたい部分があるので
もう少し練ってみようと思ってます。(^_^;)

それでは皆さん、ごきげんよおぉーー (^.^)/~~~

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この記事を書いた人

kobaのアバター koba 一級建築士

北九州の建築士 koba(こば)●一級建築士 ●住宅ローンアドバイザー ●既存住宅状況調査技術者 ●福祉住環境コーディネーター│株式会社ハウステップ役員│福岡県北九州市在住 長崎県佐世保市出身

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